紙上ブログ 不動産屋の独り言 221 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 「物件資料を請求するのみ」 客も業者も手抜きは禁物
住宅新報 2013年10月8日 号 6面
電話で、「南口でスナックができる店舗、ないですかね」との問い合わせがあった。私が「詳しいご希望条件を伺わせていただけますか?」と尋ねると、「あったら資料が欲しいんですが」と言う…。資料を差し上げるのはもちろん構わないのだが、南口でスナック向けの店舗、と言うだけでは漠然とし過ぎている。
店に来ない客
希望の場所、坪数、予算(家賃とか保証金)、居抜が良いのかそうでないか、階数、といったものが分からなければ探しようがない。広さだけはスナックということで大体の見当はつくが、「一度ご来店いただくことはできませんか?」と改めて聞くと、「あったら資料を送ってくれればいいんで」と言い、店には来たくないようだった。元々そんなに物件が出ているワケではないのだが、「とにかく資料をくれれば後はこっちが判断する」と言うのなら自分でネット検索すればいいだけの話。翌日も、別の男性から「南口でスナックができる店舗を探しているんだけど」と電話があった。それで、「確か昨日も別の方からお電話をいただいていると思いますが、一口にスナックの店舗と言っても、希望条件を詳しくお聞きしないと探しようがないので、それだとどこの業者さんでも探してくれないかと思いますよ。当社だけでなく、とにかく不動産会社に足を運ばれてはいかがでしょう」とアドバイスしたが、行きそうもない雰囲気。






















