仲介時の保証サービス 「補修」含め提供 野村不アーバンが開始
住宅新報 2012年12月11日 号 5面
不動産仲介業を手掛ける野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)はこのほど、不具合の補修も含めた保証サービスの無償提供を開始した。
同社と専任媒介契約(専属専任を含む)を締結した物件を対象とする。13年3月末までを試行期間と位置付け、それ以降は利用状況などを見ながら改善していく。
マンションは設備を対象とする。システムキッチンや給湯器など計9種類の設備について検査を実施し、不具合が生じている場合は、1住戸当たり上限5万円(税別)の範囲内で補修。適合判定を受けた個所と、補修後に適合となった個所について、引き渡し日から1年間、補修費用を最大10万円(同)保証する流れだ。
検査と保証業務は日本リビング保証に委託。なお、対象は83年1月以降に竣工した物件に限定する。
戸建て住宅もマンションと同様の流れに沿い、雨漏りとシロアリ被害について、検査・補修したうえで保証を付ける。設備は対象外。保証金額は雨漏りが上限200万円(同)、シロアリが同50万円(同)で、シロアリについては日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合に業務委託する。築20年以内の物件を対象とする。
マンションについてはこのほか、同じく専任媒介契約を締結した物件を対象に、水回りのクリーニングを実施するサービスを用意した。築年数は問わない。グループ会社の野村不動産リフォームに業務委託するが、依頼が多い場合は別の提携先も確保する考えだという。
また、土地・戸建てについては、境界・越境調査や仮測量図の作成を実施する。法人顧客も対象に含める。
直近では、流通各社が仲介時の保証サービスの提供を始めており、同社もこうした流れを受けて今回の開始に至ったという。瑕疵(かし)をめぐるトラブルの防止に寄与するだけでなく、「保証付き住宅が市場に増えれば、流通全体の活性化につながる」(同社)とみる。
4種類のサービス中から1つを選んでもらう形式とするが、「基本的にはマンションと戸建ての双方で、『検査・補修・保証』を勧める」(同)考えだ。






















