12年度中間期実績 売買仲介が続伸 =流通大手3社= 件数に続き手数料収入でも
住宅新報 2012年11月6日 号 1面
三井不動産リアルティが発表した12年度中間期の売買仲介実績は、ネットワーク全体で取扱件数が1万8620件(前年同期比7.1%増)、取扱高5831億円(同7.4%増)、総売上高(手数料収入)305億2900万円(同6.7%増)となった。 連結対象子会社以外のリハウス各関連会社含めた数値だが、中間期の手数料収入が300億円を超えるのは07年度(322億円)以来のこと。
同社によると、実需取引が堅調で手数料収入は当初目標を上回った。「昨年度、震災の影響が残った首都圏が今年度は好調だったほか、全国おしなべてよかった。下期についても、夏頃から買い委託の情報量が増えているなど、市場の先行きに明るい材料もある」と分析している。9月末時点のネットワーク店舗数は首都圏175(前年173)、全国265(同259)で6店舗増やした。
一方、住友不動産販売の仲介実績は、取扱件数が1万6682件(前年同期比7.4%増)、取扱高が4250億円(同1.5%減)で、営業収益(手数料収入)は224億7700万円(同2.1%増)だった。件数は順調に伸ばしたものの、取扱高が微減となったことが響き、手数料収入の伸びは2%台にとどまった格好だ。9月末時点の店舗数は248店で前年同期より3店舗増加した。
これに対し、大手3社の中で最も大きな伸びとなったのが東急リバブル。売買仲介の取引件数は7872件(前年同期比8.5%増)、取扱高が3520億円(同13.1%増)で、手数料収入は156億1400万円(同13.0%増)だった。
リテール(個人)部門で平均取扱金額が若干低下したものの、成約件数が増加したこと。ホールセール(法人)部門では平均取扱金額が上昇した上、成約件数も増加したことが、大幅な伸びにつながった。9月末時点の店舗数は123店で、前年同期より4店舗増やした。
売買仲介部門だけの年間収入目標は3社とも公表していないが、前年度実績を上回るのは確実な情勢。これまでの最高記録は06年度で、三井不リアルネットワークが637億円、住友不販が519億円、東急リバブルが383億円だった。今年度は難しいにしても、この数字が射程圏に入ってきたようだ。






















