東京カンテイ 7月の中古マンション価格 首都圏全域で下落続く
住宅新報 2012年8月28日 号 6面

7月の中古マンション価格
東京カンテイ(東京都品川区)がまとめた7月の中古マンション価格(70m2換算)によると、首都圏(2825万円、前月比0.7%下落)では引き続き下落基調が鮮明であることが分かった。1都3県すべてが値下がりしている。
また、さいたま市(2118万円、同0.5%上昇)を除く全主要都市が下落。前年同月比も下げ幅を拡大する傾向にある。
東京都(3640万円、同0.5%下落)では、東京23区(3922万円、同0.6%下落)が09年6月に記録したリーマン・ショック後の最低値(3932万円)を割り込んだ。都心6区(5151万円、同0.4%下落)が5カ月連続、城北・城東11区(3091万円、同0.4%下落)も6カ月連続で値下がりしている。城南・城西6区(4190万円、同0.2%上昇)はわずかに上昇したが、前年同月比は3.9%の下落だ。
このほか神奈川県(2427万円、同0.7%下落)、埼玉県(1834万円、同0.5%下落)、千葉県(1827万円、同0.2%下落)でも、下落基調が収束する兆しは現時点で見えない。
近畿圏(1796万円、同0.3%上昇)は、前月の落ち込みから反転上昇。ただ大阪府(1827万円、同0.2%下落)は、今年に入ってから続いていた下落基調に前月歯止めが掛かったとみられたが、再び弱含んだ。
大阪市中心6区(2658万円、同0.3%上昇)は4カ月連続上昇したものの、上げ幅は縮小しつつある。兵庫県(1819万円、同0.1%上昇)はほぼ横ばいだが、神戸市(1887万円、同0.5%下落)が低迷した。
中部圏(1493万円)は前月と同値。愛知県(1522万円、同0.1%上昇)もほぼ横ばいだが、名古屋市(1734万円、同0.6%下落)は前月記録した直近1年間の最低値を更に更新した。
同市は10年から11年半ば頃まで神戸市と同水準の価格で推移していたが、直近は約150万円の開きがある。






















