地方発リノベ模様(2) 【沖縄県】 物件探しからワンストップ対応 RC造を〝美ら〟住宅に 湿気対策とデザイン性 塗り壁を積極提案
住宅新報 2012年8月28日 号 6面
連載: 地方発リノベ模様
「沖縄には、〝磨けば光る〟原石のような物件がたくさんある」。日建開発(沖縄県那覇市)の柿本洋取締役が話す。主にリノベーションとセットで 中古住宅売買に取り組む同社。築15年以上に特化した物件検索サイト『きたな美(ちゅ)らん』を11年末に開設した。『美しい』を意味する沖縄の言葉、『美ら』を用いたサイト名には、「見た目が汚くてもきれいに変われる」との思いが込められている。
平均年収が落ち込み続けている昨今、「『庭付き一戸建て』をステータスとする発想は過去の常識になりつつある」(柿本氏)。同社ではそれに代わる選択肢として『中古+リフォーム』を提案しているわけだが、そこには戸建てを含む既存住宅の大半がRC造という、沖縄特有の住宅事情も絡む。
大部分が亜熱帯気候に属する沖縄では本土と同様、古くから木造が住宅の主流だった。ただ、木の家は風通しが良い面、湿気に起因するシロアリ被害に見舞われやすい。そしてもう1つ、大きな懸念要素が台風。昔は一般住宅の造りが脆弱だったこともあり、高齢者の中には家が吹き飛ばされた経験を持つ人もいる。























