高精度の地盤調査試験 1年8カ月で1万件に ジャパンホームシールド
住宅新報 2012年7月10日 号 4面

専用ユニット機
地盤調査や地盤改良工事を手掛けるジャパンホームシールド(東京都墨田区)の地盤調査「スクリュードライバーサウンディング(以下SDS)試験」の実施件数が、累計1万件を超えたことが分かった。同社はこれを足掛かりに、地盤調査におけるSDS試験の受注比率を、現在の15%から40%にまで高めていく方針だ。
SDS試験は、地盤調査の主流とされるスウェーデン式サウンディング(SWS)試験の測定精度を高めることで、砂や粘土といった土質の判別を可能にした。SDS試験による調査と解析、10年の品質保証をセットにした地盤サポートシステムとして提供する。価格は8万円。SWS試験と比べて費用は高くなるが、「土質を加味して地盤評価することで、不必要な補強工事をする心配がなくコスト減につながる」(同社)としている。
SDS試験は10年10月の提供開始以来徐々に件数を伸ばし、11年6~9月まで単月の件数が500件を超えた。09年度から11年12月末まで実施予定だった住宅エコポイントの着工期限が、7月末までに短縮されたことによる影響とみられるが、その後も11年末から現在にかけて増加し続けており、直近(12年6月)は1600件に。同社担当者は「(SDS試験に必要な)専用ユニット機(写真)を増やして提供体制を整えたことや、大手ハウスメーカーの一括採用による影響が大きい」としている。なお、内訳は注文住宅と建売住宅でほぼ半数ずつだという。






















