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プレミアム会員限定ニュースが分かる! Q&A 中古流通促進へ支援策は? 売買時リフォームに補助、今年度も

住宅新報 2012年5月8日 号 12面

連載: ニュースが分かる!Q&A

管理(賃貸・分譲)
  • 既存活性化事業

    1 / 2既存活性化事業

  • 国土交通省では中古流通活性化へ議論が活発になっている(写真はイメージ)

    2 / 2国土交通省では中古流通活性化へ議論が活発になっている(写真はイメージ)

 記者A 国土交通省で中古住宅流通促進に向けた議論が活発になっているね。

 記者B 市場規模の倍増を達成するための具体策をまとめた中古住宅・リフォームトータルプランが3月に公表された。中古流通への支援策や新たな制度の構築が盛り込まれているよ。

 A 中古流通の支援策って具体的に今年度に行うものもあるの?

 B 既存住宅流通・リフォーム推進事業がその1つかな。中古流通に併せてリフォームや住宅専門の保険会社が提供する瑕疵(かし)保険への加入などを行う事業に補助するものだよ。

 A それ知っている。昨年度もやっていたよね?

 B うん。昨年度、一昨年度と同様の取り組みを行っている。昨年度は3000件くらいの応募があった。注目度が高い事業だね。

 A 今年度の事業は昨年度の事業とで違いがあるの?要件とか。

 B 概ね同様の内容だね。構造や防水対応のリフォームを行う場合は、補助率を高くするとかね。

 A ということは補助額も上限は戸当たり最大100万円?

 B 上限額はどうやら低くする方向で検討しているようだよ。具体的な額は未定だけど。

 A どうして低くなるの?

 B リフォーム費用に対する補助制度は現在、住宅エコポイントがあるでしょ。エコポイントの上限は省エネ改修などで最大30万円。同時に耐震改修を行って追加で補助された場合でも上限は45万円だ。100万円補助だと、この補助制度とのバランスを欠いているのではという指摘があるようなんだ。

 A そうなんだ。予算規模はどうなの?

 B 20億円。昨年度は当初23億円が計上されていたけれど東日本大震災の復興関連などの対応もあったから推進事業へは20億円弱くらいになった。予算規模は昨年度並みってところかな。

 A そういえば、昨年度の推進事業ではマンションの大規模修繕にも補助していたよね?今年度はどうなるの?

 B 同様にやる見通しだよ。大規模修繕に併せて瑕疵保険への加入などを行うものに最大2000万円補助する方向だ。

 A 補助対象の提案募集はいつぐらいに行うの?

 B まだ未定。今、国交省では推進事業の窓口になる事務事業者を募集しているところ。募集はその後になりそうだね。

 A トータルプランでは確か、優良中古の認定制度創設も盛り込まれていたよね。制度構築はまだ先なの?

 B 13年度までの開始を目指しているよ。国交省では基準作りを進めている。

 A 中古流通活性化へ色んなツールが揃っていくね。

 B そうだね。ただ、流通活性化へは、1つ1つの住宅に対する支援や補助も大事だけど、それを扱う仲介業者などの役割も重要になってくる。そこで国交省では不動産流通市場活性化フォーラムを昨年10月に立ち上げた。6月には、提言が取りまとまる予定だよ。

 A フォーラムは具体的にどんな議論をしているの?

 B 例えば、中古流通時にリフォームをする場合も消費者の一元的な窓口になるのは主に仲介業者でしょ。だから仲介業者とリフォーム業者とがいかに連携してもらうかとか、仲介業者が消費者のニーズに応えられるようなコンサル機能の向上とかかな。国交省ではフォーラムの提言を踏まえつつ、制度改善などへの検討につなげることも視野に入れている。

 A なるほど。そこにも注目が必要だね

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