中古+リフォーム 理想のローンとは?(下) 変わる金融機関の意識
住宅新報 2012年1月17日 号 4面
仲介業者が提案しやすい、リフォーム費と住宅購入費を合わせて融資するローン制度。2010年は、この種のローンが相次いで登場した年だ。
1つはERIソリューション(東京都港区)の「すまいとマネープラン・リノベーションタイプ」。この制度ではまず、リフォーム工事の着工前に金融機関から融資が実行される。このうちリフォーム資金が信託口座に預託され、工事の進捗状況に応じて同社が施工業者へ支払う流れだ。
金融機関が一本化融資に踏み込みづらい要因としては前回、リフォーム部分に担保価値を設定する難しさを挙げた。だが、それだけではない。「資金が本来の目的通り使われているか、また工事中のトラブルに対する安全性が確保されているか。これらは最低限押さえておきたいはず」と話すのは、同社の小尾章夫・専務取締役。そこで信託の手法を取り入れ、資金を保全する仕組みを確立した。トラブル防止策としては出来高払い制度のほか、各段階で必要書類の提出を施工業者に求め、工事の安全性を担保する。






















