中古+リフォーム 理想のローンとは?(上) 待望される「一本化融資」
住宅新報 2012年1月10日 号 4面
「20年までに20兆円規模へ倍増」という政府目標が掲げられている、中古流通・リフォーム市場。その具体的施策を示す「トータルプラン」の素案に、中古住宅購入費とリフォーム工事費を一体的に融資するローンの必要性が盛り込まれた。この種のローンは既に一部で商品化されているほか、リフォーム費を諸費用の扱いで住宅ローンに含め対応している金融機関も存在する。だが、結局は借り手の属性が重視されがちであり、中古購入の主要層とみられる1次取得世代に広く門戸が開かれているとは言い難い。国が検討課題として明確に位置付けたことで、市場環境の整備が進みそうだ。
リフォームについては現在、大半の金融機関が住宅ローンと別個で対応している。これらリフォームローンは一般に無担保融資のため、手軽に利用できる半面、金利が高め。返済期間も10~15年程度が主流で、使い勝手がいいとは言えないのが実態だ。自己資金で賄える範囲でリフォームを済ませるケースが多いのは、これが一因であると指摘されている。






















