NPO住宅情報ネット 「建物アドバイザー」 仲介業者向けインスペクション資格 「提案力強化の一助に」
住宅新報 2011年12月20日 号 4面
NPO法人住宅情報ネットワーク(大阪市淀川区)がこのほど、任意のホームインスペクション認定資格「建物アドバイザー」の第1回実践研修を、大阪府内の一戸建て住宅で実施した。企業単位での研修は9月から受け付けており、既に約100人を認定。不動産業者を中心に同資格を広め、適正な取引を通じて中古流通活性化に寄与する方針だ。
インスペクションとは、外壁や屋根、天井裏、床下、室内などを基本的に目視で点検し、住宅の劣化事象を調べる建物診断のこと。同資格には講義形式で基礎知識を習得する3級、実践研修を受ける2級があり、それぞれ認定試験に合格すると合格証書が発行される流れだ。研修費用は3級が3万1500円、2級が12万6000円(合格後の登録料は別途)。
研修では点検項目や手法、判定基準を網羅したマニュアルを使って解説する。また現場で用いるチェックシート、依頼者に提出する報告書のひな型も用意。「不具合の原因を明らかにするといった調査は行わず、あくまで住宅の『状態』を伝えるのが目的」(荻野重人理事長)のため、現時点で建築に精通していなくても不動産業者が対応することは十分可能だという。






















