東京カンテイ 売出価格と成約価格の『かい離』 高額帯ほど差額拡大 値付けの難しさ象徴
住宅新報 2011年11月22日 号 4面
東京カンテイ(東京都品川区)の調べによると、価格が上昇するにつれて価格かい離率(※)と売却期間がそれぞれ拡大・延長する傾向にあることが分かった。
価格かい離率は、4000万円台までは首都圏平均(マイナス7.58%)より概ね低い。ところが5000万円台から一気に拡大し、1億円以上になるとマイナス13.50%に。売り出し価格と取引価格との差額も2000万円を超える。
売却期間は、専属・専任媒介契約の売却期限である3カ月以内に収まるのは3000万円台まで。4000万円台から3カ月を超え、1億円以上では4.4カ月と首都圏平均(2.63カ月)より2カ月長くなる。
事例数シェアは3000万円台までの割合が9割を占め、5000万円台以上はわずか4%。取引の大多数を占める価格帯で妥当な値付けがなされている一方で、サンプル数の少ない高額帯ではそれがいかに難しいかが浮き彫りになった。
※中古マンションの売り出し価格とその物件の成約価格との差を表す減価率。(取引価格―売り出し価格)÷売り出し価格×100%






















