東京カンテイ中古マンション価格(640) JR横須賀線
住宅新報 2011年11月15日 号 4面
連載: 東京カンテイ 中古マンション価格
高級エリアの不調が鮮明
中古マンション価格(3.3平米単価)の推移
データ提供:東京カンテイ。単位:万円。(平均築年数/同専有面積)
駅名 現在 1年前 2年前
◆JR横須賀線
西大井 200(16.3/57.4) 196(15.7/57.6) 189(13.6/71.5)
新川崎 160(12.5/67.3) 151(14.5/67.0) 153(16.6/71.6)
保土ヶ谷88(22.2/62.9) 86(19.8/68.0) 86(19.3/67.2)
東戸塚 116(18.8/71.2) 126(18.2/70.9) 115(18.3/73.3)
北鎌倉 135(12.9/75.4) 147(11.7/84.5) 142(8.2/72.4)
鎌倉 162(26.9/84.0) 161(27.7/78.7) 157(28.3/74.0)
逗子 132(18.2/79.4) 134(17.2/80.3) 148(15.5/85.5)
衣笠 74(19.2/64.9) 62(23.3/62.0) 62(19.7/67.1)
※ファミリーマンションを対象に11年6月~8月の3カ月間の売り出し事例を集計した平均値
JR横須賀線の掲載8駅における3.3平米当たりの平均価格は133万円で、前年と同値。事例数が1752件(193件増)、平均築年数が18.4年(1年前18.5年)、平均専有面積は70.3平米(同71.1平米)だった。
横浜から遠い駅ほど下落傾向が顕著。特に高級住宅地を抱えるエリアが弱含んでおり、昨今の景気低迷ぶりを象徴している。
西大井では築11~20年未満の駅近事例が複数発生。平均60平米前後の、やや狭いファミリー型だ。ただし坪単価が200万円以上であり、築10年未満の事例とそん色ないため、今後調整期に入る可能性もある。
新川崎は、築浅事例の割合が約5割に達したことで、平均価格が押し上がった。その中心は、工場の跡地開発で誕生した大規模物件。平均200万円弱と高単価を付けるが、前年比5%前後値下がりした事例も見られる。
保土ヶ谷は60年代から供給が途切れず、従って物件ストックの築年数が多様だ。単価も、約50万円で流通する団地事例から、150万円程度を付ける狭めの築浅まで差が大きい。こうした地域特性は東戸塚にも当てはまるが、同駅の場合は直近の開発が特に盛ん。築10年未満に限ると、その事例数は保土ヶ谷の2~3倍ある。
鎌倉は、前年比で下落した事例が上昇したそれの2倍強に上り、基調は決して良くはない。平均価格が上がったのは、築浅の億ション物件から坪単価300万円台の事例が発生したため。
逗子は弱含み基調が更に鮮明で、築10年未満の事例が軒並み値下がり。また、事例数が前年比73件増の347件に。これまで中心だった築11~20年の物件事例が大幅に減り、築浅と築21年以上に二極化している。
衣笠では、坪20万~30万円を付けていた築古事例が今回は流通しなかった。加えて、大手ディベロッパーがここ2~3年の間に手掛けた物件から事例が発生し、しかも分譲時より高値を付けたことで相場が引き上げられたようだ。






















