リクルート 初の50代・60代住み替え調査 団塊ジュニア高齢化で需要拡大へ ライフスタイルで志向に違い
住宅新報 2026年6月16日 号 7面
リクルートの調査研究機関「SUUMOリサーチセンター」は初めて50代・60代の住み替え実態を調査した。背景には住宅取得市場におけるシニア層の存在感の高まりがある。同センター長・SUUMO編集長の池本洋一氏(写真)は新築マンション契約者やSUUMOカウンター利用者の年齢層の上昇を指摘し、「団塊ジュニア世代がこれから60代に入ることで住み替え市場は大きく拡大する可能性がある」と示唆。子育て中心の住まい選びから、自分たちの人生を楽しむための住まい選びへの転換が進みつつある。
これまで住宅取得や住み替えに関する調査は子育て世帯や現役世代が中心だった。しかし近年は、新築マンション契約者に占める50代以上の割合が2015年の6.4%から25年には16.6%へ上昇するなど、50代以上の住宅購入や住み替え相談が増加。特に人口ボリュームの大きい団塊ジュニア世代が50代に差し掛かり、住宅市場におけるシニア層の動向を把握する必要性が高まっていたという。
調査によると、住まいの見直しを行った割合は50代で10.3%、60代で26.8%に上った。年代が上がるほど住み替え実施率は高まる傾向がみられた。住み替え後の満足度も高く、住まいを見直した層ほど現在の住生活に満足している割合が高かった。
後ろ向きな選択から前向きな選択へ変化

























