地方四市の賃貸住宅市場 (2)仙台市 家電量販店と新キャンパス効果 アットホームラボ執行役員 磐前淳子氏に聞く
住宅新報 2023年10月3日 号 7面

今春の東北学院大学の五橋校舎開学を受けて学生人口が増加しており、賃貸マンション用地需要との競合で地価が強含みだ。新キャンパス開校で、学校周辺の学生の動きが活発化している。
こうした学生需要にとどまらず、コロナ禍でも社会経済活動の正常化を進めてきた恩恵が波及して、滞っていた転勤が解禁され、法人需要が回復している。アットホームラボの磐前淳子氏は、「地元の不動産事業者からは、これまでの転勤は、単身赴任が多かったが、足元では家族を伴う転勤者も見られるようになったとの声が多く聞かれ、法人需要の回復を実感する。春以降は総体的に良いというのが総評だ」と話す。アットホームが9月25日に発表した8月の募集家賃動向を見ると、マンションは大型ファミリー向けが2カ月連続で上昇して15年以降の最高値を更新し、アパートもカップル向けで同様に最高値を更新するなどの動きを見せている。




















