不動産流通経営協会 理事長 太田陽一氏 就任会見 新型コロナ禍で新たな住まい方を発見 新たな循環システム構築視野 デジタル化で迅速な取引 中古の資産性、共用部も鍵
住宅新報 2023年7月11日 号 6面

不動産流通経営協会(FRK)は7月4日、今年5月に新理事長に就任した太田陽一氏(東急リバブル社長)の就任会見を専門紙向けに開いた。新型コロナウイルスによる行動制限が解除され、社会経済活動が正常化しつつあることを踏まえながら、コロナ禍で生まれた新たな住宅ニーズや社会経済環境の変化に対応して不動産流通市場の発展を目指すとの意気込みを語った。
――中古住宅マーケットの現状について。
「首都圏を見ると、マンションの成約価格は高騰が続いていることもあって、成約件数は減少傾向だ。在庫物件も少しずつ増えている。営業現場においては、コロナ禍を契機とした新たな住宅需要が一巡し、このところ購入意欲に一服感もある。金利の変化など今後のマーケット変化には十分注意を払う必要がある。
個人的には、取引価格と融資環境、消費者のマインドという3つのバランスに注意を払っているが、融資環境も消費者マインドも基本的にはよい。融資が引き締まらなければ流通市場は安定的に推移していくだろう」










