東京・代々木で賃貸マンサービスアパートメント化 JA三井リース建物×Concept K

JA三井リース建物(東京都中央区)と、Concept K(東京都渋谷区)は、訪日外国人や海外ビジネスパーソン向けのサービスアパートメントブランド「KYŌ RESIDENCE」を立ち上げた。第1弾となる「KYŌ RESIDENCE 新宿代々木」を2026年7月に先行して開業する。既存賃貸マンションをフルリノベーションし、中長期滞在ニーズに対応する新たなバリューアップモデルとして展開する。
第1弾物件の建物規模は、鉄筋コンクリート造4階建て。2026年7月に先行2ユニットを開業し、同年9月にグランドオープンする。東京都渋谷区代々木4丁目34―7に位置し、京王新線「初台」駅徒歩5分、小田急小田原線「参宮橋」駅徒歩7分に立地する。
訪日外客数の増加を背景に、1~3カ月程度の中長期滞在ニーズが拡大している。両社によると、外国人向け賃貸プラットフォームを運営するE-HOUSINGのデータでは、サービスアパートメントへの予約問い合わせは年間約8200件に上る。その約72%は、「90日以内」、約87パーセントは、「180日以内」の短・中期滞在需要だった。特に欧米圏からの需要が多い一方で、都心部では高品質な中長期滞在向け住戸が不足しており、問い合わせの約3分の1が空室不足などを理由にホテルへ流出しているという。
同プロジェクトでは、従来の賃貸マンションに多かった収納や廊下などのデッドスペースを削減し、LDKを中心とした開放的な空間設計へ刷新する。短~中期滞在者のライフスタイルに合わせて「可処分空間」を最大化することで、従来賃料の約2倍の坪賃料を目指す。また、既存テナントが入居した状態でも段階的に改修・転換を進め、賃貸収益を確保しながらサービスアパートメント化を推進する。将来的には全室転換やホテル用途への変更も視野に入れる。






















