都心5区全体でオフィス募集消化が進展 estie

商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」など、データを軸とした不動産DX支援サービスを提供するestie(東京都港区)は、同基盤による分析データをまとめた最新不動産マーケット動向レポート「エスティ マーケットレポート」(2026年2月号)を配信開始した。都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィス需給の最新動向のほか、今回は注目サブマーケットとして「渋谷」エリアを取り上げた。
同レポートによると、26年1月の都心5区全体の募集開始面積は前月比14.6%増の3万1256坪、募集終了面積は同32.0%増の4万8818坪となり、募集終了面積が募集開始面積を上回った。その結果、募集面積ストックは同5.5%減の30万3207坪となり、募集消化が新規供給を上回る状況が続き、ストック圧縮の傾向にあるという。
行政区別では、新宿区の募集開始面積が3545坪、募集終了面積が5101坪となり、募集面積ストックは同5.2%減と、減少に転じた。都心5区全体で募集消化が進展しており、エリアごとに濃淡を伴いながらも、募集面積ストックが減少する動きが見られる。
渋谷エリアでは、27年6月竣工予定の大規模物件「MITAKE Link Park」で6994坪の募集開始が発生した一方、4710坪の大口募集終了もあり、募集面積ストックは再び調整局面に入っている。同エリアは大口案件の影響を受けやすく、物件単位で需給が振れやすい状況が続くと分析している。






















