国内銀、しぼむ超低利融資 〝0.5%未満〟年70兆円減

国内銀行の「超低利融資」が急減している。日本銀行の統計によると、適用利率が「0.5%未満」の融資残高は、直近(2024年11月末)で約140兆円と前年同月比70兆円(33%)減少した。日銀の段階的な利上げを受け、市場金利に連動する貸出などの金利水準が切り上がり、新規・既存融資の〝一段高い金利〟へのシフトが進んでいる。
異次元金融緩和の長期化で積み上がり続けた超低利融資残高は、23年12月にピークの210兆4000億円に達し、融資全体の4割近くを占めた。
転機となったのは日銀のマイナス金利政策解除(24年3月)だ。法人向け融資全体に占める「市場金利連動型」の割合が過半の大手行などで金利更改が進み、ピークから横ばいだった超低利融資残高は本格的に縮小。24年6月末時点で180兆円を下回った。























