日銀、金利上昇下のリスク管理で対話 24年度考査方針
日本銀行は2024年度考査で、金利上昇など外部環境の変化を踏まえ、有価証券運用や不動産関連融資、LBOファイナンスに関するリスク管理体制を重点的に点検していく。預金が減少に転じた地域金融機関には、原因分析や対応策についても対話を深める構え。3月12日に公表の考査実施方針で明らかにした。
23年度考査は銀行・信用金庫など67先で実施した。店舗網・人員配置の見直しを通じた経営効率化に加え、LBOファイナンスなど注力分野の貸出を積極化して収益力を強化する動きが広がる。
半面、経営効率化による人員制約も相まって、残高を伸ばす不動産関連融資で収支シミュレーションやポートフォリオ分析が不十分な事例や、LBOファイナンスで審査・管理が業容拡大に追い付いていないケースがみられた。
























