栃木銀、小規模事業者の承継支援 低価格M&Aで成果
栃木銀行が2021年9月に創設した事業承継支援「とちぎの結び目」がサービス開始から2年経過。この間、筑波銀行や東和銀行、大東銀行に「結び目」が広がり、銀行間の連携が進む。栃木、筑波、東和各行は埼玉県内での活動に「さいたまの結び目」を開始。栃木銀は、受託件数160件超、成約約50件の成果をあげた。
「とちぎの結び目」は同行のM&A(合併・買収)サービスで栃木県内のM&Aコンサルティング会社サクシードやTSUNAGUと連携。栃木県信用保証協会や日本政策金融公庫、日本公認会計士協会栃木県会とも提携している。
特徴は小規模事業者にも対応したM&A支援。一般的な成功報酬の相場は2千万円といわれるが、500万円程度でM&Aへ導く。低価格を実現できたのは、連携機関同士で分業体制を構築し、多くの案件を扱える体制にしたこと。同行は営業店網をベースに、後継者不在や会社の売却・買収希望などの情報を収集。コンサルティング会社は企業概要書の作成と買収希望の会社へ提案などを担う。公認会計士協会は売り手企業の財務状況やリスクなどを洗い出す。同時並行で複数の案件を取り扱って1件当たりのコストを下げた。
























