呉信金、ネット支店が好調 住宅ローン280億円へ
呉信用金庫(広島県、向井淳滋理事長)は、インターネット支店を活用した広島市内での住宅ローン獲得が好調だ。広域に対応できるネット支店の特性を生かし、融資取引の9割以上を呉市外の顧客が占める。8月末のネット支店の住宅ローン残高は238億円で、2022年3月末比で67%増えた。
全店の6割が呉市内に集中する同信金。広島市内は4カ店のため、顧客との接点は不動産業者からローンセンターへの紹介が大半という。住宅需要が集中する同市内で、顧客を増やすため、不動産業者180社と関係を構築。「審査の回答は2日で返すなど、業者への迅速なレスポンスを心がけている」(個人ローン統括部)という。22年度の紹介は1305人に上り、23年度は7月末までで510人と前年のペースを上回った。
住宅ローンを契機とした取引は若年層が多いため、利便性を求めネット支店を選択した取引が拡大。23年3月末のネット支店における貸出残高は219億7000万円に上り、22年3月末から65億円増えた。直近では8月末で255億円になり、うち住宅ローンは238億円。24年3月末までには280億円を超える見込みだ。
























