三菱UFJ銀、全行員が生成AI活用へ 稟議支援や手続き照会で実証
三菱UFJ銀行は、2023年中に全行員が生成人工知能(AI)を活用できる環境を整える。業務効率化や捻出した時間をより付加価値の高い業務に充てるのが狙い。既に複数の業務で実証実験を終え、検証結果を確認。各部門への聞き取りをもとに110業務に対象を広げ、実用化につなげる。
同行はマイクロソフト社の「アジュール オープンAIサービス」を活用し、セキュアな環境で生成AIのチャットGPT利用を実現。5月に三菱UFJグループ横断のプロジェクトチームを立ち上げ後、実証実験を行った。
一つは「稟議アシストサポート」。海外現地企業の融資稟議作成時に英語以外の言語の英語変換が欠かせず、手作業で対応する部分が多い。チャットGPTで稟議ドラフト作成を支援し、英語翻訳も簡単にできることが判明した。検索時に引用文書にたどり着きにくかった「手続き照会」も、的確な回答が得られる上に手続きの分かりやすい解説やFAQ生成による理解促進への活用に手応えを得た。
























