日銀、植田総裁の多角的レビュー方針 12月にワークショップ初開催
日本銀行は7月14日、非伝統的金融政策に関する「多角的レビュー」の実施方針を明らかにした。政策効果や副作用について、既存の統計・世論調査を使いつつ、ワークショップの開催や国際会議での提議を通じて内外有識者らの視点を盛り込み分析していく。植田和男総裁が4月の金融政策決定会合後の記者会見で実施する考えを示していた。
レビューでは、「量的緩和」や「ゼロ金利」、「異次元緩和」といった過去25年間の非伝統的金融政策にフォーカスする。各時点の経済・物価情勢を踏まえながら、金融市場や金融システムに与えた効果・副作用をみていく。1990 年代以降の経済グローバル化や少子高齢化といった、さまざまな環境変化による企業・家計の行動変容を定量的に分析し、賃金・物価形成メカニズムに及ぼした影響などをひも解く。金融政策への含意についても理解を深める方針だ。
外部知見も生かす。金融政策や金融システム、マーケットの各観点で討議するワークショップを23年12 月と24年5月に開催予定。全国で開く「金融経済懇談会」では、地元経営者らから意見や評価を聞き取る。
























