三井住友FG、米デジタルバンク開始 消費者ローンでリテール参入
三井住友フィナンシャルグループ(FG)は7月11日、米国でデジタルバンク事業を開始した。サービス名称は「Jenius Bank(ジーニアス・バンク)」。米国のリテール事業に参入し、収益増強につなげる。当初は消費者ローンのみの取り扱いだが、開発を進めるスマホアプリを軸にリテール分野のフルサービスや他の金融機関と連携した資産管理サービスを展開する。
ジーニアス・バンクは、三井住友FG傘下で中堅・中小企業への法人営業を展開するマニュファクチャラーズ銀行(ロサンゼルス)の一部署として設立。共働きを含む世帯年収で10万ドル(約1400万円)以上のデジタルサービスに慣れている20~40代を主なターゲット層とし、スマートフォン完結の金融サービスを提供する。マニュファクチャラーズ銀の既存システムは使わず、複数のテクノロジー企業による最先端の銀行基盤システムを採用することで開発速度を高めた。
立ち上げ当初は米国在住者向けの無担保消費者ローンのみを取り扱う。大手ローン比較サイト「クレジット カルマ」経由の申し込みに絞り、一般的なクレジットカードなどよりも低い金利設定や各種手数料の無料化など商品の競争力を高める。今後は開発を進めるバンキングアプリを取引の軸とし、預金を含めたフルサービスの展開やアプリ内で複数金融機関の資産管理と資金移動が行える機能の実装を検討している。
























