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スタンダード会員限定大阪厚生信金鶴見支店、不動産融資が好調 支店長着任2年で59億円増

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 大阪厚生信用金庫鶴見支店(山下勇支店長=行員17人うち渉外担当3人)は、山下支店長着任から2年間で融資残高を59億円増やした。2023年度はすでに7件、30億9200万円の融資を実行。不動産取引が活発化するなか、金利競争と一線を画す。

 融資に関しては、支店エリアの概念がない。推進は、中長期で不動産経営を志向する人で、得意先は独自の人脈や調査方法を元にアプローチする。25年の大阪関西万博を控え再開発が進む大阪市中央区、北区、西区の案件が多く、渉外担当者はアンテナを高く張って、案件の「種」を探し出す。支店長は得意先訪問に何度も同行し、求めた資料がすぐに提出されるかなどを通じて、態度や一貫性を確認する。

 4月に府内の不動産業者にM&A(合併・買収)資金として11億円を融資した。売り手は、大阪府外で学生向けマンションを複数運営する会社で、物件は大学から近く、入居率が高く、利益率も高い。さまざまな調整や調査が必要な案件だったが、融資の相談を受けた週に大まかな方向性を提示できた。融資を受けた社長は「スピード感を持って対応してくれた」と振り返る。大阪府外にもかかわらず、山下支店長と渉外担当者は現地に複数回足を運び、考えうるリスクを一つ一つ確認した。その社長は「多くの金融機関で与信の均質化が進むなか、案件の本質を考えてくれた」と話す。

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