山口銀小郡ブロック、「サーチファンド」活用し事業承継 経営者に2年8カ月伴走
山口銀行小郡ブロック(小郡支店・秋穂支店・阿知須支店・嘉川支店・小郡ローンプラザ+出張所。宮川泰一支店長=行員43人うち渉外担当13人。パート・嘱託7人)は、企業の継続に悩む経営者と2年8カ月かけ伴走し、後継候補を紹介する「サーチファンド」での事業承継を成し遂げた。
宮川支店長が着任してすぐの2020年夏、三笠産業の佐伯誠氏(当時、社長)から事業承継の悩みを打ち明けられた。同社は地域の中核企業で、製造工場5拠点、営業所15拠点を有し、グループ全体の社員数は約250人。当初は親族承継や社内承継を提案したが新たな見識を経営に入れたいと納得せず、M&A(合併・買収)で検討を決めた。
同社の事業の柱は化学、農業、食品、飲食の4部門。M&Aに名乗りを上げる買い手の多くが、一部部門だけを切り離すことを希望。佐伯氏は全社一体での引き取りを望んだが、条件の合う買い手は現れなかった。
























