信金界、信金キャピタルと連携拡大 22年度の譲渡相談2.5倍
信用金庫業界で、信金中央金庫子会社の信金キャピタルとの連携が広がっている。3月末時点で、同社と「M&A仲介業務に関する協定書」を結んだ先は、全国254信金のうち246信金となった。個別信金から受けた譲渡相談の実績は、2021年度が20年度比2倍、22年度は21年度比2.5倍の700件にまで増加した。
同社は、信金取引先の事業承継・M&A(買収・合併)支援を強化するため、全国に拠点を増やしている。20年3月末までは東京本社の1カ所だったが、21年度中に計5カ所に拡大。22年度も東北事務所と北陸事務所を新設した。事務所開設後は周辺信金との関係構築に向け、役職員が対象のセミナーを開催。企業価値の評価方法や具体的な支援事例などを周知している。
1拠点に2~4人を配置し、各信金の本部・営業店職員と同行してニーズの掘り起こしやヒアリング、計画提案などを行う。多いときは1社当たり10回以上同行しており「拠点増設による機動力を発揮できている」(コンサルティング部)という。親族内承継のサポート業務では税理士法人やコンサルティング業者と連携したソリューションを提供している。
























