アルヒ、住宅ローンの変動比率5割に SBI新生銀と商品開発
住宅ローン専門金融機関のアルヒは、超長期固定型住宅ローンの「フラット35」を主体にしていた商品構成を見直し、変動金利型に注力して変動比率を足元の10%から2027年度までに50%程度まで引き上げる方針。収益改善を図るのが狙い。同じSBIグループのSBI新生銀行と共同で商品開発に着手し、属性を問わず幅広い顧客に対応できるほか審査スピードが速い商品性を目指す。
足元でフラット35の金利は主要金融機関平均の変動金利と比べて約150ベーシスポイント(1.5%)上回り、23年3月末のフラット35の実行件数は前年同月比3割減となった。一方で、銀行代理商品(auじぶん銀行、ソニー銀行)の拡販や返済期間が40年の変動金利商品のリリースにより、22年度の変動金利商品の新規契約が前年度比4割増となった。
インターネット銀行を中心とした価格競争が激しい変動金利市場を巡って、SBI新生銀と共同開発するローン商品を23年中に投入して変動金利商品の拡充を強化する。ネット銀行などの変動金利商品は主に属性の良い顧客を対象としているため、アルヒでは幅広い属性の顧客に対応できる商品性で差別化を図る。また、不動産事業者は審査の速さを重視することから、SBI新生銀とスピードを追求した仕組みを構築する。
























