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再び減少 首都圏18年12月の賃貸成約 中古アパートは増加

 アットホームの調査によると、18年12月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万6701件で、前年比2.7%減となり、再びマイナスとなった。取引の過半数を占める中古マンションのうち、3カ月ぶりにシングル向けがマイナスとなったこともあり、再び減少した。一方、中古アパートは東京23区が3カ月連続増となるなど4エリアがプラスで、2カ月連続増となった。
 エリア別に見ると、東京23区は7688件で同3.2%減。東京都下は1551件で同2.9%減少。神奈川県は4464件で同4.8%増。埼玉県は1469件で同0.7%減となった。千葉県は1529件で同18.5%減と二桁減。東京23区は再び減少したが、神奈川県はシングル向けアパートがけん引し、3カ月連続の増加となっている
 成約物件の戸当りの賃料指数は、マンションは新築が103.7で前月比5カ月ぶりの下落。中古は96.0で同4カ月連続の上昇。アパートは新築(101.8)が同2カ月連続の上昇。中古(99.7)は再び上昇となった。