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4カ月連続で増加 首都圏10月の賃貸成約 マンションは減少

 アットホームの調査によると、10月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万7728件で、前年同月比0.6%増となり、わずかながらも4カ月連続でプラスとなった。ただし、アパートは5カ月連続増と好調だったものの、マンションは4カ月ぶりに減少した。エリア別に見ると、東京23区は8094件で同4.9%増、東京都下(1646件、同18.2%増)も増加し、それぞれ5カ月連続増。千葉県(1909件、同2.8%増)も4カ月連続で増加。一方、神奈川県(4343件、同7.5%減)は3カ月ぶりに減少。埼玉県(1736件、同11.1%減)も7カ月連続の減少となり、エリアによる好不調の差が大きかった。新築、中古別成約数の前年比を見ると、マンションは新築が3カ月連続で増加したが、中古は4カ月ぶりに減少。アパートは、新築、中古とも5カ月連続増加となった。
 成約物件の戸当りの賃料指数は、マンションは新築が110.7、中古は95.0で共に前月比2カ月連続で上昇。アパートは新築(101.8)が3カ月ぶりに上昇。中古(100.5)は2カ月連続で上昇となった。