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全エリアでマイナス、2011年3月以来 首都圏7月の賃貸成約 アットホーム調べ

 アットホームの調査によると、7月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万6940件だった。前年同月比8.4%減となり、5カ月連続のマイナスとなった。好調だった単身者向けマンションも4カ月ぶりに減少に転じている。

 東京23区は7564件で、同11.8%減と同5カ月連続の減少。減少率はエリア最大だった。千葉県は同2カ月連続の減少。埼玉県は同4カ月ぶりのマイナスで、神奈川県も減少した。全エリアで減少したのは、東日本大震災が発生した2011年3月以来5年4カ月ぶり。ただ、新築アパートでは単身者向けが同2年7カ月連続増加と好調に推移している。