連載 記事一覧
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この地上において今 住まいが未来を語り始めた ◇24 住宅評論家 本多信博 展望も推測も困難だから 確固とした信念を持つ
コロナで社会がどう変わるか変わらないのか、多少なりとも先を見通さなければ一歩も前に踏み出せない、そんな状況に今は誰もが苦しんでいる。なぜなら我らは今、パンデミックを共に経験しながらも、その先に期待す(続く) -
ひと 我が家を幸せな場所に 「幸せ住まい」を追求する積水ハウス 住生活研究所長 河崎由美子さん
9月にオープンしたライフスタイル型モデルハウス「みんなの暮らし7stories」では、7棟それぞれに家具・家電からインテリア、引き出しの中の小物まで詳細に暮らしを再現した。「営業マンが何も説明しなくても家族の(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 584 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 広告料の上乗せ要求に思う 不公平感の改善が必要
広告に反響があるのはうれしいが、こういうのは困る。当社の募集物件によく問い合わせをくれる業者で、「広告料は付きませんか」といつも聞く。私が丁重に「そういうのはやっていません。申し訳ありません」と答え(続く) -
大言小語 運に左右されにくい不動産
「成功は運だ」。著述家で投資家の山本一郎氏は、漫画家の西原理恵子氏と出ているYouTubeの動画でそう断言する。かつて松下幸之助も「成功するかどうかは90%が運」との言葉を発しているのだから、たまたま見ただけ(続く) -
今週のことば 燃えしろ
木造建築物の構造方法における燃えしろ設計のこと。木製建築構造物について、火災時に燃焼が想定される厚みをあらかじめ付加して、発災時にも耐力上支障のない構造とする手法。国土交通省告示の木造準耐火建築物基(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 人工衛星とドローンによる情報活用 ポイント絞った実地調査へ
記者A ドローン(小型無人機)や人工衛星を活用した空き家対策の実証実験を取材してきたぞ(参照=東京都・民間空き家対策事業)。 記者B ドローンは分かるが、人工衛星というのがよく分からないな。 A (続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 1097 西武拝島線 事例最多、東大和市が反転上昇
中古マンション価格(3.3㎡単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 小平 116(19.5/66.7) 120(続く) -
不動産・住宅スケジュール
1月5日(火) ◎不動産流通推進センターがフォローアップ研修基礎編「マンション調査とトラブル事例(区分所有建物(1))」を開催(オンラインで公開中・最終日) 1月13日(水) ◎不動産流通推進センターがフォロ(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第365回 場違いな不動産 理由を理解し、地域の個性に
【学生の目】 外に出るには手袋とマフラーが必要なくらい寒くなった。友人と課題の調査で外に出たが、クリスマスが近づいた街はイルミネーションがきれいに輝いている。イルミネーションの輝く通りを抜けた所(続く) -
マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ パークフィーネ南大沢(後編) 東京都八王子市 生きがいの創出に 柔軟性と気軽さで長続き
活動については、会場としての共用施設や印刷物のコピー機などを無料で使用してもいいという間接的な援助を受けているほかは、管理組合からの資金援助等はありません。予算は会員から集める600円の年会費のほか、(続く) -
廣田 信子の紙上ブログ No.273 マンション管理応援歌 コロナ禍を活かす提言3 管理会社の関係を見直す
今回は、「コロナ禍の経験を今後に活かす5つの提言」の提言3「管理会社とのコミュニケーションを密にして信頼関係でつながる協働を目指す」を紹介します。 コロナ禍では、管理員や清掃スタッフが果たしてくれ(続く) -
赤羽一嘉国交相新春インタビュー 全力で住宅投資を喚起
赤羽一嘉国土交通大臣が住宅新報ほか建設・不動産関連専門紙の新春インタビューに書面回答で応じ、住宅や不動産に関する政策などについて方針を述べた。 昨年来拡大の続く、新型コロナウイルス感染症による国(続く) -
国交省21年度当初予算 コロナ対応と防災軸に5.9兆円 規模横ばいも配分で濃淡
21年度予算案については、今夏の概算要求の段階で、新型コロナウイルス感染症対策による事務負担などを考慮して原則前年同様とする異例の措置が取られていた。ただし同感染症対策費など、「緊要な経費」については(続く) -
コロナ禍で進む不動産DX 〝多様化〟に対応、地場の導入広がる 春商戦が「活用」の試金石に
賃貸業務をスマートに アットホーム(鶴森康史社長)が19年8月にリリースした「スマート申込」は、賃貸の入居申し込み業務をオンラインで完結する業務支援サービスだ。家賃債務保証会社への審査申し込みにも連携(続く) -
国の施策から見る テレワークへのシフト加速化 拠点整備支援など好機随所に
一口に〝テレワーク〟といっても、その形態や目的は様々。代表的なものは、居住する住宅内でパソコンとインターネットを用いて業務を行うスタイルだろう。職場における〝密〟を解消し、通勤による負担や感染リスク(続く) -
Withコロナの「注文住宅」 戸建て回帰の新潮流 日本経済社と共催ウェビナー
同セミナーはテーマに「最新動向と非接触時代の情報収集」を設定した。基調講演は「コロナが変えた住まいのかたち」を演題に住宅新報の桑島良紀編集長が、「在宅の長時間化が、注文住宅の建築・購入に与えた影響と(続く) -
点検 不動産利活用 持続可能社会への取り組み 一般財団法人 日本不動産研究所 第33回 高齢化率50%超の町が取り組むSDGs 徳島県上勝町 リサイクル率80%超を達成
葉っぱビジネスは知られているだろうか。この葉っぱビジネスは「いろどり」と言われる日本料理に添える季節の葉っぱや花、山菜などを栽培、出荷、販売等を行うビジネスで、高齢者や女性により支えられている徳島県(続く) -
この地上において今 住まいが未来を語り始めた ◇23 住宅評論家 本多信博 「人」とは何か 幸せの意味を問う小さな存在
「働き方改革」の根本には仕事とは何かという問い掛けがなければならない。仕事の意味も分からず、働き方改革を論じても意味がない。仕事は「世のため人のため」にある。フランスの哲学者アランもこう言っている。(続く) -
社説 20年住宅・不動産重大ニュース 新型コロナに翻弄された1年
例年、この時期には1年を振り返る企画が各メディアで行われる。今年の漢字も先日発表されたが、予想された通り新型コロナウイルス感染症の影響を表した「密」だった。この20年という年は、新型コロナに明け暮れた1(続く)