総合

経費精算システムと、JR共通IDとの連携開始 TOKIUM

 経費精算や請求書処理などの支出管理を支援するクラウドサービスを提供するTOKIUM(東京都中央区)は、同社で展開している経費精算サービス「TOKIUM経費精算」で、JR東日本がグループのオンラインサービスを利用できる共通IDとなる「JRE ID」との連携の対応を開始した。

 今回の連携対応によって、「JRE ID」だけを保有している場合でも、非接触型キャッシュレス決済サービス「モバイルSuica」のデータを利用して簡便に経費精算ができるようにした。保有するIDの種類や「モバイルSuica」の発行時期に関係なく、利用履歴を自動連携し、手入力の手間を減らしてスピーディーな経費精算を行える。

 同サービス「TOKIUM経費精算」は、スマートフォンで精算の申請や承認ができる。同社のオペレーターが領収書を高精度にデータ化するため、手入力によるミスを減らせる。領収書の原本はTOKIUMが回収し、突々点検や保管も代行し、完全ペーパーレス化を実現できる。会計ソフトとも連携可能で、電子帳簿保存法やインボイス制度に対応している。