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宅建業の子会社設立 インターネットのブロードエンタープライズ

 マンション向けの高速インターネットサービスを提供するブロードエンタープライズ(大阪市北区)は、100パーセント子会社で宅地建物取引業を担う「ブロードリアルティテクノロジーズ」(同住所)を新たに2024年5月中旬に設立する。同年7月にも事業を開始する。

 同社では現在、賃貸マンション・アパート向けに空室問題の解消を支援する同社独自のインターネットサービス「B―CUBIC」を軸としたIoTデバイス(機器)を展開している。

 新会社の設立は、この事業展開の拡大に伴い、不動産オーナーから相談が寄せられる、キャッシュフローを改善させた物件の売却や、ビッグデータを生かしたAI(人工知能)システムによる分析を通じた改善策の提案などに対応する。同社グループとして更なる事業の拡大や収益機会の多様化を図っていく。

 なお、新会社は、資本金1000万円、2024年5月の設立後に、宅地建物取引業の登記を申請する。代表取締役は、ブロードエンタープライズ代表取締役社長の中西良祐氏が兼任する。