政策

10月の木材利用推進月間に合わせ各種普及啓発イベントを開催 農水省ら

 農林水産省、国土交通省、経済産業省、環境省、文部科学省、総務省は、脱炭素社会の実現に向け、「木材利用促進の日(10月8日)」及び「木材利用促進月間(10月)」において、地方公共団体や産学と連携し、国民に木材利用についての関心と理解を深めていただくための普及啓発イベントを集中的に実施する。

 「木づかいシンポジウム2023『活木(カッコ)イイ』のプロに聞く、ウッド・チェンジを語ろうin農林水産省」は10月下旬(24日もしくは31日で調整中)、農水省7階で開催。木づかいのプロである企業などの取り組みを紹介した後、日本の森林の木を「伐って」「使う」ことが、日本の森林を「植えて」「育てる」ことを促し、その資源の循環利用、カーボンニュートラルや地方の活性化など、SDGsの実現に寄与することを語り合う。


 木材利用推進中央協議会、都道府県木材利用推進協議会が行う「木材利用優良施設等コンクール」の表彰式は10月30日、木材会館(東京都江東区)で開催する。

 また日本ウッドデザイン協会が行う「ウッドデザイン賞」入賞者は、10月5日発表される。農林水産大臣賞など上位賞の発表は11月上旬、表彰式は12月6日に開催される予定だ。
 

 また第5回ウッド・チェンジ協議会は10月2日、農水省で行う。

 「木材利用促進の日」と「木材利用促進月間」は21年10月に施行された「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」において、国民の間に広く木材の利用の促進についての関心と理解を深めるため、漢字の「十」と「八」を組み合わせると「木」という字になることにちなみ制定された。