総合 投資

日本初、マンション敷地売却制度と証券化でビル開発

 富国生命保険相互は10月13日、マンション建替え等の円滑化に関する法律に基づく「マンション敷地売却制度」と不動産証券化スキームを活用したオフィスビル開発に着手した。同制度と不動産証券化を組み合わせる取り組みは日本で初めて。
 築50年が経過した吉祥寺駅前の旧耐震基準マンションの解体がこのほど完了。同プロジェクトは、環境配慮型賃貸オフィスビルを開発するもので、地上12階建て延べ9450平方メートル。不動産アセットマネジメントのケネディクスが既存建物の区分買収にあたって証券化スキームを活用してファンドを組成し、敷地売却では投資家として富国生命保険相互会社(フコク生命)を迎えた。ケネディクスはフコク生命から引き続きプロジェクトマネージャーとして各種業務を受託している。ビルの竣工は、フコク生命の創業100周年となる24年3月を予定している。