賃貸管理に新時代 登録制度メジャー化なるか 法制化、国家資格化の行方は――(上) 登録制度の認知度高める
住宅新報 2016年6月21日 号 1面

賃貸管理業登録業者数の推移(国土交通省資料より)
賃貸住宅管理業者登録制度は、賃貸住宅の管理業務の適正化を図るため、11年12月に創設された。15年12月末現在、登録業者数は3757業者で、登録業者の管理戸数合計は583万戸(いずれも国土交通省資料より)。民間借家1458万戸(13年住宅土地統計調査)の約4割に当たる。ただ、登録業者数は伸び悩んでいる。制度創設から半年経過した12年7月末には2000を超えたが、それから3年経っても登録数のカーブは緩いままだ。同省の推計では、賃貸住宅管理業者は全国で3.2万社あるとされている。現在、登録しているのはその1割強でしかない。
登録制度の現状については、同省が設置した「賃貸住宅管理業者登録制度に係る検討委員会」で、制度の目標とするところとその達成状況が厳しく示されている。
一定の業務上のルールを定めることで登録業者による業務の適正な運営を確保するという目標は、登録が管理業務の運営の適正さを示す一定の目安になる一方、準則の遵守状況は十分でなく、更なる徹底が必要とされた。















