リストデベ ニセコで農業事業拡大 「LIST FARM」作付面積3倍 朝採れトウモロコシを直販
住宅新報 2026年8月18日 号 13面
リストデベロップメント(横浜市、木内寛之代表取締役社長)は、北海道ニセコエリアを拠点に展開する農業法人「LIST FARM(リストファーム)」の事業を拡大している。2023年の設立当初に約4ヘクタールだった作付面積は、現在約12ヘクタールと約3倍に拡大した。7月21日には公式オンラインストアをリニューアルし、倶知安町の自社農園で栽培した朝採れスイートコーンの予約販売を始めた。
同社が農業に参入した背景には、ニセコエリアで高齢化や後継者不足を理由に離農する農家が増え、農地の継承や耕作放棄地の増加が課題となっていたことがある。リストグループは同エリアをリゾート開発の重点地域に位置付けており、開発に加えて地域の基幹産業である農業の維持にも関わる目的で、23年11月にLIST FARMを設立。営農には現地スタッフだけでなくニセコでリゾート開発を担当するリストデベロップメントの社員も参加する。地域の農業者から栽培や農地管理の技術を学びながら、土づくりや播種、除草、収穫、出荷までを担っている。
現在は農地所有適格法人、認定農業者として、スイートコーンのほか、馬鈴薯、かぼちゃ、人参、タマネギなどを栽培している。今後はオンラインストアを軸に販路を広げ、グループの顧客基盤も活用して産地直送を強化する。26年度の直販件数は前年度比200%を目標とする。


















