バレッグス 地域とつながり続ける 子ども食堂運営とAI
住宅新報 2025年11月4日 号 7面
不動産仲介や管理事業などを手掛けているバレッグス(東京都目黒区)は、東京・城南エリアに注力し、地域の住まいと暮らしのサービスを提供している。その思いを〝子ども食堂〟の運営や企業成長と顧客満足度の向上を目的としたAI(人工知能)ツールの内製化などで具現化させて〝新たな体験価値〟を生み出している。現在と未来を見据えた〝人〟を軸とした独自の工夫となっている。 (坂元浩二)
本社の近隣地で6月に社員食堂として『この街の食堂』を開設した(写真(下))。それが今では、食事をきっかけとして誰もが気軽に集える地域のコミュニティダイニングに発展し、夜営業も始めた。同社執行役員経営企画室長の太田諒氏は、「地域とのつながりを大切にする思いを一歩進めた。偶然の出会いを生み、交流を深める〝食〟で紡ぐ場と機会を提供している。イベントの開催で認知が高まり、地域の来店者が増えている」と説明する。温かくおいしい食事にこだわり、専属の調理師らが自慢の味でもてなす。自然と会話が弾んでいる。
雰囲気の良さから子どもたちが安心して過ごせる場にもしようと〝子ども食堂〟を毎週土曜日に開店させた(写真(上))。目黒区役所からも後援を受け、公的な承認で安心感もある。来店者やSNSのクチコミが広がり、食事や遊びに興じる子どもたちの笑顔の場となった。「自主的にボランティアで参加する男子中学生が年下の子どもたちの面倒を見る遊び相手となって〝子ども店長〟のような存在で、にぎわいを生み出している」(同室主任 デザイナーの工藤綺香氏)。未来を担う子供たちの成長、地域に愛着を持ってもらう住民交流の深まりを願う取り組みは、同社の街への感謝の気持ちでもある。
AIツールを内製























