クリアルホテルズ ホテル新ブランド「ヴェイズ」 アパートメントホテル本格展開 DXと上質空間を両立
住宅新報 2026年8月18日 号 5面
クリアルグループでホテル運営を担うクリアルホテルズ(東京都港区)は、アパートメントホテルの新ブランド『VAYS』(ヴェイズ)の展開を本格化する。12月に東京・八丁堀で第1号店を開業し、築地でも第2号店を計画している。地方の温泉地や観光地への進出も視野に入れる。DXによる省人化と上質な客室、地域体験を組み合わせ、長期滞在する訪日客やグループ、ファミリー層の需要を取り込む。 (坂元浩二)
クリアルホテルズは、不動産ファンドオンラインマーケット『CREAL』などを展開するクリアル(東京都港区)がホテル運営事業の専業会社として24年に設立した。
親会社のクリアルがホテルの仕入れ、投資、開発、資金調達、出口戦略を担う。運営するクリアルホテルズ代表取締役社長の倉地恵太氏は、ホテル運営、投資、開発、再生に携わった経験を持つ。同社の管理部門24人体制で施設展開に本格的に乗り出す。
事業の根底には、テクノロジーを前提としたホテル運営がある。旧来型のホテルや旅館は多くの人員を抱え、稼働率が低下しても、固定費を削減しにくい。倉地社長は、「既存の運営体制を残したままDXを導入しても、生産性は十分に上がらない。最初からテクノロジーを組み込み、必要な場所に人を配置することが重要」と指摘する。省人化で生み出した余力を、顧客サービスなどに振り向けている。























