真のプロが目指すもの~連載「FRP役員に聞く」総集編~ 消費者を守る誇り
住宅新報 2026年8月18日 号 4面

依頼者のために働くプロを国民は求めている
不動産流通プロフェッショナル協会(FRP)は今春創立5年の節目を迎えた。今秋11月5日には記念発表会も行う。そこで、FRPは今後何を目指すのか、それを探るため、連載「FRP役員に聞く」を5回(6月9日号~8月4日号)に分けて実施した。そこから見えてきたものとは――。
5人の役員から返ってきた言葉に共通していたのは「我々は誰のために働くのか」というとてもシンプルな問い掛けだった。FRPは不動産流通推進センターが認定する公認不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターの資格保有者らによって構成される団体。そのため「我々」とは両資格保有者を指し、両者ともクライアント(依頼者)のために働くことがその存立理念となっている。
ただ、マスターもマイスターも弁護士や税理士などのような業務独占の資格ではなく、あくまで「企業の一員」として働く際の資格となっている。それだけに、実際の業務に当たっては資格の理念と企業の利益との狭間に悩むこともある立場だ。FRP代表を務める真鍋茂彦氏の「各プレイヤーが〝業界の良心〟になることを目指す」という言葉はそうした苦悩を物語るものでもある。
提言から実行へ






















