カミナシ 現場の外国人材に対応 自動翻訳で的確に情報共有
住宅新報 2025年1月14日 号 8面

カミナシ(東京都千代田区)は、各種業界の現場で就業している〝ノンデスクワーカー〟の従前の紙ベースによる業務をデジタル変革させ、本来業務への注力を支援する現場DXプラットフォーム『カミナシ』シリーズを提供している。活躍する外国人材の増加を背景として円滑なコミュニケーションを導入目的とした東急ビルメンテナンス(東京都世田谷区)に対して現場従業員管理システム『カミナシ 従業員』を提供するなど、今後、ビルメンテナンス業界への導入活用の訴求を強めていく。
従来の同社サービスの導入先は、食品や製造、ホテル宿泊業が多かった。24年8月に発表した『カミナシ 従業員』をビルメンテナンス業界向けの展示会で披露したところ、ニーズに強い引きあいがあったという。背景には深刻化する人手不足や高齢化の技術承継難、外国人材の雇用の増加傾向がある。
『カミナシ 従業員』は、従前の掲示板に貼る紙書類などをなくし、現場スタッフと管理者間の書類のやり取りや情報共有を1つのシステム内で完結できる。業務連絡やシフト設定、外国人スタッフに対する生活指導員の支援、給与明細書の配布、通知事項の一斉配信、閲覧履歴も確認でき、業務のデジタル化を実現する。
同システムは、13カ国語に対応する。搭載機能のうち、例えば、チャット機能を活用し、外国人現場スタッフと日本人の管理者が各自の母国語で入力すると自動翻訳で業務報告や連絡ができ、意思疎通を円滑化する。また、お知らせ機能では今後、送付する日本語の文面の意味が機械翻訳後にもきちんと通じるよう、送付文面をAI(人工知能)で校正する機能も実装する。























