創刊75年企画~残せる器~ DAO型シェアハウス 巻組 全国の人口減少地域に照準 非代替性トークンで築古再生 空き家追跡
住宅新報 2022年10月4日 号 21面
空き家を有効活用し、収益を生み出す物件にして地域に活性化をもたらすことに期待がかかる。若者を呼び寄せる施策に各自治体も様々な施策を思案する。人の移動パターンと働き方の変化などを踏まえて定住人口・交流人口を増やす街づくりが欠かせず、ターゲット層を明確にすることが重要になる。空き家の除去率が進まなければ空き家率は33年度に25.2%になると想定する民間シンクタンクのシミュレーションもあり、空き家問題への対応が喫緊の課題だ。実情を踏まえながら空き家問題に取り組む事業3社の空き家ビジネスを追った。(住宅新報・空き家研究会)
賃貸住宅の管理運営などを展開する株式会社巻組(宮城県石巻市)は空き家活用のシェアハウスで若年層のU・Iターンにつながる取り組みを展開している。シェアハウス・ゲストハウスを運営するほか、リノベーションのコーディネートなども手掛ける。14年4月に創業。地方で人口減少が深刻化する中で放出される物件は少なくない。
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同社は、そうした不動産を格安で譲り受け現在シェアハウスを15物件運営する。リノベ実績は40件に上る。運営物件の利回りは20%台の高利回り。物件によっては60%の利回りをたたき出す。例えば築40年の鉄筋コンクリート造2階建てを100万円で購入したり、築60年の木造住宅を50万円で購入したりする。6~15畳の広さを月額家賃として3万~5万円で貸し出す。
























