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「姉歯」以外のマンション・計算ミスで強度65%

 耐震強度偽装事件の一連の調査で、構造設計者のミスによる耐震強度が不足したマンションが見つかった。偽装関連の調査で、偽装によるものではなく、過失による強度不足がはっきりしたのはこれが初めて。
 この物件は、ヒューザーが分譲した横浜市鶴見区のマンションで、耐震強度が基準値の64%しかなかった。横浜市が調査した結果、2月16日に明らかになった。
 国交省によると、強度不足が判明したマンションは「セントレジアス鶴見(37戸)」で、構造設計を担当したのは、田中テル也構造計画研究所(会長:田中瑛也1級建築士)。建築主はヒューザー、施工は木村建設が担当している。設計は、2月9日に事務所登録が取り消された「下河辺建築設計事務所」が担当。建築確認は日本ERIが02年11月に行っている。
 国交省は、中規模地震時に一部の耐震壁にひび割れが発生する可能性がある、としている。
 横浜市から国交省への第一報は、1月20日に行われており、それ以降田中事務所への東京都の立ち入り検査などを実施してきた。現在、関係自治体で同様の誤りがないか確認しているところだ。
 なお、国交省は、横浜市からの報告を契機に、偽装関連の調査の集計項目を変更した。構造計算に誤りが見つかった場合、偽装ありと偽装なしに分けて数えることにしている。

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