東京建物は2月1日、せんだい都心再構築プロジェクトの施策を活用した高機能オフィスビル「T-PLUS 仙台」が竣工したと発表した。JR「仙台」駅徒歩4 分、地下鉄「仙台」駅徒歩1 分の立地。風車形状のシンボリックな外装や「杜の都」仙台をイメージした高さ50メートル超の壁面緑化を施した。地域の新たなランドマークを目指す。
開発規模は地上12階地下1階建て延べ1万3834平方メートルとなる。1フロア約246 坪で、最大4 分割が可能。室内各階の窓際には外装の雁行形状を生かしたインナーバルコニーや心地良い風を取り込める自然換気窓を設置した。フロア共用部にリフレッシュコーナーも設置している。1 階の店舗フロアでは牛たん専門店や旅行会社が出店し、店舗前には公開空地を設けて賑わいを演出する。
また、耐震性強化や災害時に備えた電源施設、帰宅困難者支援施設などの整備、CASBEE 評価認証最高位(Sランク)、ZEB ready の取得など高水準の安全性能と環境性能を兼ね備えた高機能オフィスビルとして展開する。同社では、中規模オフィスビル「T-PLUS」シリーズの全国展開を本格化しており、今回の物件は4棟目となる。
