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「見える化」のインフラで「節電にチャレンジ」 FNJ

  インターネットサービスのファミリーネット・ジャパン(FNJ)は、同社提供の「エネルギーの見える化サービス」である「me・eco(ミエコ)」を導入しているマンション居住者を対象に、9月30日まで「節電チャレンジサービス」を実施する。

 節電行動の啓発を目的としたもので、同社が家庭ごとに定めた予測月間電力使用量(目標値)と実際の使用量を比較して、節電の実績度合いに応じてポイントを提供するもの。貯めたポイントによって省エネ家電製品などを抽選でプレゼントするほか、参加者には節電方法をアドバイスするコンテンツも提供する。

 ミエコは、指定された子ブレーカーごとに電力使用量を計測できる仕組みで、住宅全体の電気エネルギーの使用量だけでなく、部屋ごとのエアコンや浴室乾燥機など個別表示を可能とするものだ。それぞれが表示されるため、具体的な節電行動も取りやすくなる。

 同社では、「エネルギーの見える化は、単に(見える)だけでなく節電という面でも大きな効果があることを伝えたい。マンションディベロッパーが、今後物件に採用するきっかけにもなれば」と話している。