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日比谷花壇と東京建物不動産販売、「サ高住」供給へ

 日比谷花壇(東京都港区)と東京建物不動産販売(東京都新宿区)は共同で、「足立区西新井6丁目サービス付き高齢者向け住宅計画」を推進する。このほど、賃貸借と運営に関する基本合意書を締結した。

 土地・建物を所有する日比谷花壇が事業主となり、東京建物不動産販売が開発のコンサルティングを担う。建物完成後は東建不販が賃借して管理運営を手掛け、緊急時対応や安否確認、生活・介護相談といった生活支援サービス全般を、介護事業を展開する「やさしい手」(東京都目黒区)が提供する。居住者に対しては、日比谷花壇が開発に携わった、切り花体験を介して高齢者の健康維持を図る「フラワー・アクティビティ・プログラム」も取り入れる予定だ。

 物件は東武大師線大師前駅から徒歩9分の場所に立地。地上7階建ての建物に約19~30平方メートルの居室を62戸設けるほか、訪問介護事業所などを併設する予定。24時間365日の有人管理体制を敷く。入居一時金を不要とする方式を採用する方向で、賃料設定などは未定。2014年秋の完成を目指し、計画を進めていくという。