マンション管理

シニア育成に強みのマン管業務効率化アプリを9月発売 うぇるねす

 マンション管理代行業を手掛けるうぇるねす(東京都新宿区、村本隆嗣社長)は9月1日、マンション管理会社向けの管理業務アプリ「Dマネ」を発売する。
 同アプリは、管理会社と現場の管理員とをPCまたはスマートフォンを介してつなぎ、出退勤管理や業務連絡、写真による現場報告、スケジュール管理、備品管理などを行うもの。更に、シニア世代の管理員への教育を多く手掛けてきた同社のノウハウを生かし、同アプリにはeラーニング機能を持たせたほか、ユーザーインターフェースにも工夫を凝らし、現場の効率化と同時にシニア教育にも役立てられるとしている。
 4月には既に民間管理会社で一部機能の先行導入が行われており、9月1日に基本機能実装版を一般販売。10月にeラーニングや申請管理といった機能を追加していく予定だ。利用料(月額)は基本料金が1物件当たり980円、管理員1人当たり680円から。同社は25年6月までに、管理員3万人のアプリ利用と年間9億円の売り上げを目指している。