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三井不動産、関西エリアで初の大型物流施設

 三井不動産(東京都中央区)は8月19日、大阪府堺市で大型物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク堺」の建設に着手した。関西エリアにおける大型物流施設の着工は、同社として初。竣工は2014年9月の予定。
 同施設は、阪神高速4号湾岸線「三宝IC」に隣接。16年度には環状網が整備されることから、関西圏の広域配送に適した施設になる。
 地上5階建て、延べ床面積約13万3000平方メートルで、大型車両が各階に直接乗り入れできるランプウェイを2基備えたマルチテナント型物流施設となる。また、建物屋上部分には約2メガワットの太陽光発電パネルを設置するほか、免震構造や非常用発電機を採用し、BCP(事業継続性)対策にも対応している。