政策 総合 売買仲介

青梅市、「空き家バンク」を始動 宅建協会と全日が協力

 東京都青梅市はこのほど、空き家の有効活用と地域活性化のために空き家バンクを開設した。
 空き家を売却・賃貸したい所有者が同市に登録申請を行う。それを受けて同市が、東京都宅建協会西多摩支部と全日本不動産協会多摩西支部、建築士団体など6団体と同市で構成する青梅市住宅施策推進協議会に現地調査を依頼。現地調査の結果報告を受けて、同市が空き家バンクに空き家情報を登録、公開する。利用希望者は協議会にその旨を申し入れ、協議会に参加している両支部の加盟業者が空き家の売却、賃貸の契約を仲介する。現地調査などの必要経費は、同市が業務委託契約に基づき支出。利用希望者には原則として、仲介手数料以外の支払い義務はない。
 空き家バンクのアドレスは次の通り。(https://www.city.ome.tokyo.jp/jutaku/akiyabanku.html)